〒135-0045 東京都江東区古石場2-14-1 ウエルタワー深川2階
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糖尿病はどんな病気?
食事からの栄養は、腸管から吸収されブドウ糖という形で血液中に存在します。この血液中のブドウ糖の濃度を血糖値といいます。食後血糖値が上昇すると、膵臓から分泌されるインスリンによって、エネルギーを必要とする体の組織に運ばれ利用されます。血糖値は、糖分を摂取すると上昇しますが、健康な状態であれば、速やかにインスリンが分泌され血糖値は低下し、ほぼ一定に保たれています。
糖尿病は、インスリンの働きが悪くなったり(インスリン抵抗性)、膵臓からのインスリンの分泌そのものが低下し、慢性的に血糖値が高くなる病気です。
糖尿病の診断基準
● 空腹時(10時間以上絶食)血糖 126㎎/dl 以上
● 随時血糖(ブドウ糖負荷後)2時間血糖 200㎎/dl以上
● HbA1c(ヘモグロビン エー ワン シー) 6.5%(NGSP値)以上
血糖値が高い状態が続くと、全身の血管が侵され、様々な臓器に合併症が現れます。
<細い血管障害>
●網膜症 ・・・・・ 眼底の網膜の血管障害→ 眼底出血→ 失明
●腎症 ・・・・・・・ 蛋白尿→ 腎不全→ 透析
●末梢神経障害・・手足の先の感覚麻痺→ しびれ→ 壊死、インポテンツ
<大血管障害>
● 心筋梗塞
● 脳梗塞
糖尿病の治療は できるだけ血糖値を正常に保ち、血管障害が発展することを防ぐことが目標です。
HbA1c を 6.9%未満に保てば、細小血管障害は抑えられると考えられています。